公立中学の入学式

長女が中学に入学。ずいぶん成長したものです。
それにしても生徒たちは先生の指示で何度も一斉に立ち、何度も一斉にお辞儀。
忙しいことこのうえない。
校長の挨拶。お辞儀。来賓○○さんの挨拶。お辞儀。
教育的配慮で強制挨拶を繰り返しても、生徒の間に
ああ、挨拶って面倒でいやなもんだなという感覚が
身に染みついてしまわないか心配だな。
このところ、卒入学でこういう儀式が続いたので思ったけど、
だれもいない演壇に向かってお辞儀するのも日本っぽい景色。
一応、壁の日の丸に向けて....ということか。
めったに学校へ行かないから、この世界感になかなか慣れず、
どこか不思議に感じます。

それにしても校長の挨拶はある意味興味深かった。
辛いこと、悲しいことがあるかもしれないが、土中に深く根を張り乗り越えよう。
……そんな話が続く。暗いのだなあ。明日を楽しみにしたい新入生なのに。
きっと先生自身の不安感の反映かもしれないと思ったりして。
写真は大阪の寝屋川沿いの桜です。

タグ：中学 祝辞 入学式

雨の日の買い物

雨が降っていてやたらと寒いのだけど、
今日は断固として買い物に出かける。
というのも、25日は小6長女の卒業式で
その日に着せるものが必要だから。
まさかいつものジーンズにパーカーっつうわけにもいかないし。

どうせ１日しか着ないけど、おきまりなフォーマルちっくスカートと
白いシャツに胸元紺リボン的なものを一式購入。
なんやかや時間もかかって、買い物というのは大変だなぁと思う。
試着してる娘を見たら、ずいぶんと大人びて見えて
すごく不思議な感覚。まるでよその世界のことみたいに感じるような。
いつの間に、この子はこんなに大きくなったんだろう。きょとん。

で、疲れたから帰りはアフタヌーンティーでキハチさんのケーキを。

生クリームつきのアップルパイとか

トライフルロールケーキとか。
Let's sweetsな午後でした。

タグ：キハチ 卒業式

オランダ式教育システムが日本にあれば....

最近、本当に目からウロコの本を読みました。
コレです↓


リヒテルズ直子さんというオランダ在住の教育研究家が書いた本で、
オランダでの教育制度を日本と比較しながら書いています。
彼女自身もオランダでお子さんを育てていて、実体験も込みで分かりやすいです。
で、なにが目からウロコかといえば、
オランダでは大学入試試験がないんです。
いや、ホントに。
高校卒業資格(これは試験がある)を一度取れば、あとは一生いつでも
どこの大学でも「入ります」と希望すれば入れるのだそうです。
うらやましーーー!
人気大学は抽選で入学者を選抜するのだそうです。
決して試験じゃなくてね。しかも授業料は年間25万円くらいだとか。
このシステムはヨーロッパではまったく珍しくもないらしい....。
(もちろん入学してからは勉強が大変なのは言うまでもありませんが)
かりに高校三年で卒業資格に受からなくても、
あとからフォロースクールのようなところに通って取得もOKなので
敗者復活やら、のんびりペースという人でもストレスがない。
子ども達は内申書の点数稼ぎに先生の顔色うかがったり、
やりたくもない学級委員になったりする必要もない。
有名大学合格率の高い高校目指して夜遅くまで塾通いしなくていい
——良いなぁ、コレ。いいことずくめ。

日本でこれができれば、受験戦争は一気に解消。
●塾、○予備校に膨大な授業料を払わずに済み、
その分、子どもと一緒に海外旅行でもして、英語力が磨けるってもんだわ。
社会人になって、もう一度大学で学びたいと思ったら、
今よりずっと気楽に飛び込めそうだし、いいことずくめじゃない。
だいたい私もご多分に漏れず高校受験、大学受験で人生の長い時間を散漫と費やし
今思うと、ホントもったいなかったなぁ、若かりし頃の日々が。

——彼女の著書を読んでいると、日本との落差に気が遠くなって
もの悲しくなりますが....なんとか教育改革、日本もできないかなぁ。
うちの子ども達のためにも。

タグ：オランダ 受験 リヒテルズ直子

今年初めての体験。

今年初めての体験——なんていうと、なんかものすごいことが
起きたのかと思っちゃうんだけど、
実にささやかなことなんです。



うちの娘２人は今だかつてケンタッキーを食べたことがなく
小学６年長女が世間並みに味を知りたいということで
久々に購入。姉妹ふたり、あっというまに激食べでした。
がつがつがつがつと音がしたと思う。
考えたら、もう何年もケンタには行ってなかったものなぁ。
たまに食べたらおいしい気がするけど、
ちょっとしょっぱいね。

タグ：ケンタッキー 初体験

メリー・クリスマス!!

銀座の博品館に行ったら、店頭ではビッグなサンタがこんにちは、でした。
さすが日本一ビッグなおもちゃ屋さん(ギネスブックに名を連ねているそうな)。
ここの地下１階はリカちゃん人形天国で、それはすごい品揃えです。
小学１年の次女は楽しみにしていたリカちゃんハウスをゲットしてご満悦。
小学６年の長女は人形が大嫌いだから、ここには足を踏み入れられません。
いちいち趣味が違うので、困ったものだな....
そんな彼女がもらったクリスマスプレゼントはipodでした。
みんなは何をもらったり、あげたりした？

タグ：クリスマス プレゼント 博品館

子どもがくれた電話番号

　ある時、私のデスクの上に小学１年の次女が書いたとおぼしきメモがのっていた。
「0120○○○○○」
　ハサミでギザギザに切り抜いた細長い紙切れに、太いえんぴつのつたない筆跡で書いてある。どうやら通話料無料の電話番号である。
「なに、これ？」
　と尋ねたら、テレビのダイエットCMでここに電話をしろと何度も教えてもらったのだという。お母さんのかわいそうなおなかの肉のためにも、電話をしたらいいだろうと思ったかわいらしい娘ゴコロであった。
　電話はしないけど、お気持ち有り難う。ママも早く痩せたいです...(-_-;)

　今日のポストカードはpostcrossingでフィンランドから送られたもの。あちゃらの方々もいろんな体形がいるわね。当たり前だが。

タグ：postcrossing

背中を流す子。

　赤ちゃんの頃は毎日の入浴が本当に手のかかる育児のひとつで、今日はどんな段取りで洗い、拭き、服を着せ、自分はいつ入るのか、いつ服を着るのか等々、作戦を立てるのも大仕事だった。

　時々、ばたばたと洗ってやったりしているうちに、自分の顔を洗うのを忘れ、後で気付いて茫然としたことも。風呂上がりときたら、子どもに着せるのが先決で自分はいつまでも裸ん坊のまま震えているのよね。とても人には見せられぬ哀れな姿。

　それが子どもも小学生となると、どんどん手が離れ、あとは小学１年の次女のシャンプーをちょいちょいっとしてやれば十分になっちゃって、昔の苦労が全部、夢物語みたいに感じる。ああ、そんなこともあったっけ...とか言っちゃって、ばあばの独り言そっくりだ。

　今日は次女と一緒にぼやっと風呂に入ったのだが、娘が私の背中を石けんでごしごしと磨き上げてくれた。成長したものだなあ。体を洗ってもらえるなんて、すごいなぁ。おむつ姿の赤子だった頃がいよいよ遠い記憶の彼方へ飛んでいってしまう。


写真はpostcrossingというサイトを通して送ってもらったオランダからの絵葉書。かわいい!!

タグ：postcrossing

温泉宿はテーマパーク!？

　先月、ほとんど我が家の定宿となっている法師温泉へまたまたでかけました。



　いつ見ても、ひなびた良い雰囲気で。郵便好きとしては、赤ポストがまた愛おしげなわけです。

　うちはディズニーランドには過去一度しか行ったことがなくて、というのも小6長女が人形嫌いなので、ああいう場所は苦手です(ディズニーランドはどう見ても人形の館だものね)。家族でお出かけとなると、親の趣味爆発で温泉宿になるわけですが、ここも考えようによっては体験アドベンチャー・テーマパークじゃないかなとも思えるのです。

　まずは室内に入ればコレ。


　うちには畳の部屋なんかないし、絵に描いたような和室体験ができる!　子どもらは、なんだかはしゃぎ回って楽しそうです。

　そして今回、もっともうけたのがコレ↓


　黒電話。小6も小1も、ダイヤルを回転させるのにもう夢中です。ジーコ、ジーコとゆっくり回る文字盤が溜まらないらしく、用もないのに何度もジーコ、ジーコ。文字面で見ると、サッカーの監督名みたいだけど。
　小６長女は「これで本当に電話がかかるの？」と何度も聞くし。そうだろうなぁ。携帯とは似ても似つかぬ姿ですから。
　長女は学校の友達に自慢をすると言って喜んでいたけど、そう考えるとやっぱり昔体験屋敷なんだな、ここは。

タグ：温泉

歯が抜ける。

　歯が抜けるというのは、いかにも非日常的だ。最初はすこしだけがたついて、それが徐々にぐらぐらし、ついには前にもうしろにも自在に動き回り、気がついたらぽろり。
　うちの小学1年次女が、ここ数日、このぐらぐら君におびえまくり、ごはんをあまり食べなくなった。
「自分でとっちゃえば」
　と言うと、それだけは絶対に嫌なのだと。そういえば私は子どもの頃、歯医者さんへわざわざでかけて、乳歯を抜いてもらって記憶がある。次女とたいして変わらぬ臆病者だったわけだな。
　とにかく、今日あたり抜けるんじゃないかな。次女友のSちゃん曰く、抜けた乳歯を枕の下に入れると、お金に化けるとか。Sちゃんはアメリカ人とのハーフなのだが、それってアメリカの伝説か？
　でも彼女の歯は本当にお金に変身したらしいので、伝説は日本でも有効のようだ。

　今日の切手はスイスの美しい地図切手です。

　なんだか旅行したい気分になるなぁ。

タグ：乳歯