京都・綾部市にある「綾部吉水」に泊まりました

いつもパソコン、携帯電話な生活をしているから
せめて夏の１日を自然の中でぼーっとしたいと思っていたら
いつもお世話になっているフィランソロピー協会の高橋理事長のご紹介で
「綾部吉水」を知り、思い切って出かけました。
http://yoshimizu.com/ayabe/stay.html
もともとは「銀座吉水」「京都吉水」を経営している中川さんが
綾部の古民家に惹かれて、オープンしたお宿なのですね。
藁葺き屋根の古民家、もう日本むかしばなし状態の素晴らしさですよ。
ほーら↓



内側も完璧に昔話です。
私は囲炉裏端の畳にごろりとなって、縁側の先にひろがる緑と青の世界を
ずっと眺めていました。


お庭の先には小川が流れていて、まったく人気もないので
自由に遊び、騒げるのです。
この夏分のトンボとカエルと蝶々を見ました。
この川の水、とっても冷たくて気持ちいい〜


草地を素足で歩くと、一歩ごとに足が1センチほど沈んで
土と水と草の生々しい感触が体に溶け込んできます。
時折、びっくりして逃げ出すバッタがいたりして、かわいい。
夜は夜で、本当にまっ暗。目を開けてもつぶっても同じ暗さ。
怖くて、素敵でした。東京には一番ないものだから。

そして私の夏休みは、これでおしまい。

タグ：藁葺き 吉水 綾部 古民家

夏の京都へ行こう

暑いさなかの京都に来ています。
お昼には精進料理を食べ、六波羅蜜寺と清水寺をお参りして。
一番のご馳走は、やはり音羽の滝の甘露です。

坂本龍馬の顔が浮かんだコーヒー。

カプチーノのミルクで模様を描く「バリスタ」は
見ているだけで楽しいし、飲む機会があればなおさら嬉しいものですが、
先日、高知で見つけたコレは正直バチもんです。
コーヒーの表面にココアかなにかで描いただけ。

でもコーヒーに浮かぶ龍馬...。しかもここは高知、はりまや橋。
飲んじゃう？　やっぱ。

タグ：はりまや橋 バリスタ 坂本龍馬

奈良の鹿おとこ

春の奈良旅行で、当然のことながら鹿には散々襲われました。
鹿せんべいにかじりつくだけではモノ足らず、彼らは人のコートなども
がしがしと囓り、よだれをつけていきます。

そんな鹿に追われ、追いつつ春日大社から
興福寺まで歩いていると、参道に鹿を引き連れて歩く
鹿おとこを発見いたしました。


時折立ち止まって、鹿の頭をぐるぐると撫でてやり
再び歩き出す鹿おとこさん。
鹿たちはなにも疑うことなくついていきます。


角を曲がって階段をあがると、鹿も当然のように後を追います。
ハーメルンの笛吹男かと思ってしまいました。


鹿公園方面へ去っていきましたが、
その後、鹿おとこさんはどうしたことやら...


それにしても今日、突然携帯がフリーズしたあげくに
完全に機能が死んでしまって、いったいないごとかしら....
softbankのAQUOS SHOTというやつなんだけど、
ホントによく壊れます。要注意!

タグ：鹿 奈良 春日大社

大阪府貝塚市の「ほの字の里」へ行きました

奈良の旅のついでに、大阪に住む親戚を訪ねたら
山の中の廃校を温泉施設にした面白い場所があると
こんなところへ誘ってくれました。
大阪府貝塚市にある「ほの字の里」です。
↓

広々とした校庭。奥に見えるのは小学校の体育館です。
ホントにそのまんま小学校じゃないのと思ったら
左手にはちゃんと宿泊施設と↓



天然温泉がありました。↓


やはりいずこも同じく少子化で閉校になった小学校ですが、
125年もの歴史を持つ場を失うのは悲しいと、
地元の意向で宿泊施設として改装しようということになったそうです。
水源に井戸でも掘ろうかと校庭をちょっとほじってみたら
(といっても300mだけど)
なんとまぁ、温泉がこんこんと湧き出てきたとか。
炭酸水素塩泉で、浸かってみたら、どこかぬるりとした湯の肌触り。
あ、これはいいなあとすぐに感じました。
ちょうどぎっくり腰をしたばかりだから、よくあっためて....。

食事はバーベキューで、死ぬほど食べましたよ、実に。
朝は地元で採れたタケノコ入りのおかゆです。
宿泊料金も１万円くらいで、近くにあったらたびたび行っちゃいそうだな。
なにしろ校庭に体育館だから、もちろん子連れ的には卓球です。


体育館裏に咲く桜を眺めながら、
かつて学校に歓声を響かせた小学生たちを
なんとなく思い起こしてしまいます。


詳細はHPにいろいろあります。お近くの方、要チェックでしょ。
http://www.honojinosato.com/

タグ：廃校 温泉 朝がゆ 小学校 体育館 バーベキュー

奈良の謎のゆるキャラ「せんとくん」

奈良県が遷都千三百年記念の観光キャンペーンでゆるキャラを出現させたんだけど……。
名前はせんとくん。正直、お顔が怖いです。
まるで知らなかっんだけど、
このキャラが発表されてから賛否両論まきおこり大変だったらしい。
仏さまに鹿の角つけちゃうのもなあ。
でも、実は一度見たら忘れられない存在ではあります。
奈良の町中にせんとくんのポスターやらなんやらがはためいているこの春、
奈良はいつもの奈良じゃないかも。おそるべし....

タグ：せんとくん 奈良

奈良の都の八重桜

奈良に来ています。
こども時代に見たのと、今見るのと、ずっと変わらぬ光景で、それが何よりすごいです。
桜は九分咲きでしょうか。花だけはつねに一瞬です。
それにしても、奈良町あたりは気の利いた和菓子屋が多くて、目眩がします。

千葉の果ての椎柴駅へ行きました

今、椎柴駅にいます。銚子の二駅手前の田舎町で風だけがひゅうひゅう吹いています。
だからかな。駅から風力発電の風車が四つ、よく回ってるのが見えるんです。

551を食べたい

大阪からの帰り道、新幹線に飛び乗る前に551の豚まんを買う。そんなことがこれで二度目。いつもチルドの冷たいやつにする。

ここの肉まんは中身ぎっしりで、独特の風味がある。ニンニクでも仕込んであるのかな。僕ら、東京にはない味ですと、主張があっていい。

大阪の人が思いがけないことを言う。「東京では肉まんて言うでしょう。肉まん。気色悪い。なんで豚まんでないの」

そういう語感もあるのだな。肉と豚。どちらがおいしそう？

タグ：豚まん 肉まん 551

高知の竹林寺へゆく

高知駅から少し歩いて、はりまや橋から路面電車に乗る。文珠通で下りて、あとは遍路道だ。

住宅街を十分も行くと脇道にそれ、石階段の続く山道へ。息を切らしながらさらに十五分、西国三十一番竹林寺に辿りつく。

短い道中に桃の花が満開で、村の墓地の間を抜け、狸とすれ違った。寺にはバスで廻るお遍路さんが大勢でお参りして、大きな声でお経を唱えている。

こんな一日が日本にあるのを、東京にいるとまるで気がつかない。