クリスマスの朝。陸前髙田にて [旅のあれこれ]
おはようございます。
クリスマスの朝、
「キャピタルホテル1000」の部屋の窓から見える
陸前髙田の海と町です。
海辺の少し高台にあるこのホテルは
3.11でも流されなかったのですね。
もちろん中はすっかり改装されていますが。
(ちなみにホテル名の「1000」は千昌夫さんの千なのだそうです)
海はとても静かです。
少し沖には養殖用の筏がたくさん浮かんでいて
暮らしの気配がするのが嬉しいです。
エッフェル塔のふもとにある郵便局を訪ねました [旅のあれこれ]
今、パリに滞在中です。
わかりやすくエッフェル塔です。
実物を見たのは今日が初めてですが、
東京タワーよりずっとキレイ。完敗です.....。
おそらく周囲の環境まで含めての美しさだろうと思うけど。
東京タワーは街の中に埋もれているものね。
パリだからエッフェル塔に来てもいいわけですが
私の目的は塔の根元にくっついている郵便局です。
ここのポストに投函すると、エッフェル塔の消印を押してくれます。
どんなものかと行ってみたら、係のおじさまがいて、
ぽんぽんと景気よく、いくつでも押してくれるのです。
自分宛に葉書があったから「持って帰っていい?」と聞くと、
「どうぞ、どうぞ」という感じ。記念押印もOKなのですね。
日本だと、いちいち四角四面で「切手50円あたり、消印1つ」とか言うのですが
ラテンの国、フランスでは、もうぽんぽんぽん。
おじさま、超ごきげんで押しまくってくれて、嬉しかったです。
わかりやすくエッフェル塔です。
実物を見たのは今日が初めてですが、
東京タワーよりずっとキレイ。完敗です.....。
おそらく周囲の環境まで含めての美しさだろうと思うけど。
東京タワーは街の中に埋もれているものね。
パリだからエッフェル塔に来てもいいわけですが
私の目的は塔の根元にくっついている郵便局です。
ここのポストに投函すると、エッフェル塔の消印を押してくれます。
どんなものかと行ってみたら、係のおじさまがいて、
ぽんぽんと景気よく、いくつでも押してくれるのです。
自分宛に葉書があったから「持って帰っていい?」と聞くと、
「どうぞ、どうぞ」という感じ。記念押印もOKなのですね。
日本だと、いちいち四角四面で「切手50円あたり、消印1つ」とか言うのですが
ラテンの国、フランスでは、もうぽんぽんぽん。
おじさま、超ごきげんで押しまくってくれて、嬉しかったです。
本栖湖の美しい逆さ富士 [旅のあれこれ]
海の日に本栖湖へ行ってきました。
あー。まさに富士山です。
なんでも千円札の裏側に描いてある富士のモデルとか。
美しいなぁ。立派だなぁ。
富士を見ると、幸運がやってきそうな気がします。
湖畔でぼうっとしていたら、腕の首筋がドカタ焼けしました。
そこだけはちょっと情けないかも。
【仙台・石巻・気仙沼への旅】5・気仙沼で不撓不屈の女性に会う [旅のあれこれ]
4月に行った被災地への旅の最終地点は気仙沼でした。
石巻から車で北上し、気仙沼に入りますが、
山の中の道から海沿いに出ると、もうこの景色なのです。
道の両側には延々と破壊のあとが。
沿道に車を止めて写真を撮ることもできませんから
(道はそこそこの交通量で、しかも道の左右に駐車するところなどありません)
車の助手席に座ったまま、写真を撮りました。
後日、この写真を見た東京の知人たちは、
「テレビで見慣れた風景だ」と思ったらしいのです。
確かに。しかし見慣れることは恐ろしい。
見慣れるという心の動きの中で、いろんな感覚を失ってしまうから。
この場にいると、とても見慣れるという気持ちにはなりません。
気仙沼に到着する頃には、もう午後4時頃になっていて
(石巻から急いで移動したのですが、やはり2時間はかかりました)
大急ぎで取材先の「ネットワークオレンジ」さんへ飛んでいきました。
障害を持つ子ども達の支援を中心に、
さまざまな活動を行っているオレンジさんですが
とにかく代表の小野寺美厚さんは本当にパワフルな方です。
震災後、2週間も経たないうちに子ども達のデイケアを再開させ
今は新しい気仙沼を創ろうと奔走中。
「気仙沼未来創造塾」というのを立ち上げておられます。
もともと魅力的な街・気仙沼が、復活の過程でもっともっと素敵になる。
そんな予感が大いにしました。また行ってみたい場所です。
こういう方々が暮らしている街ですからね。
http://blog.canpan.info/orange-orange/
石巻から車で北上し、気仙沼に入りますが、
山の中の道から海沿いに出ると、もうこの景色なのです。
道の両側には延々と破壊のあとが。
沿道に車を止めて写真を撮ることもできませんから
(道はそこそこの交通量で、しかも道の左右に駐車するところなどありません)
車の助手席に座ったまま、写真を撮りました。
後日、この写真を見た東京の知人たちは、
「テレビで見慣れた風景だ」と思ったらしいのです。
確かに。しかし見慣れることは恐ろしい。
見慣れるという心の動きの中で、いろんな感覚を失ってしまうから。
この場にいると、とても見慣れるという気持ちにはなりません。
気仙沼に到着する頃には、もう午後4時頃になっていて
(石巻から急いで移動したのですが、やはり2時間はかかりました)
大急ぎで取材先の「ネットワークオレンジ」さんへ飛んでいきました。
障害を持つ子ども達の支援を中心に、
さまざまな活動を行っているオレンジさんですが
とにかく代表の小野寺美厚さんは本当にパワフルな方です。
震災後、2週間も経たないうちに子ども達のデイケアを再開させ
今は新しい気仙沼を創ろうと奔走中。
「気仙沼未来創造塾」というのを立ち上げておられます。
もともと魅力的な街・気仙沼が、復活の過程でもっともっと素敵になる。
そんな予感が大いにしました。また行ってみたい場所です。
こういう方々が暮らしている街ですからね。
http://blog.canpan.info/orange-orange/
【仙台・石巻・気仙沼への旅】4・石巻の郵便ポストは健在でした [旅のあれこれ]
茨城在住の友達に頼まれて、石巻と気仙沼で手紙を投函。
無事に自宅まで届いたようです。
写真は石巻商店街にあったポスト。ここに投函したのです。
地元の有名人・石ノ森章太郎にちなんで
ポストの上には『スカルマン』のキャラが載ってます。
以前、鹿児島では龍馬と奥さんのちっちゃな銅像ののったポストを見かけましたが
スカルマンもなかなかいけてます。
このポストもつい最近、泥を落としたような感じで
実際、商店街もまだまだ泥だしの段階でした。
破壊された店もいっぱいあったし。
一歩一歩の復興です......。
考えてみたら、郵便局株式会社もかなりの被害をうけていて
大変なんだろうなぁ。
ポストの破壊はもちろん、気仙沼に行く途中の街道では、
完全に破壊された郵便局も見かけましたから。
そんな中、6/21に「東日本大震災寄附金付」切手が発行されます。
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2011/h230621_t.html
けっこうかわいい絵柄。これはぜひゲットでしょう。
今年の暑中見舞用「かもめ〜る」も寄付金付きになります。
いつもアナログメールを出しまくってますが
引き続き、筆まめライフを続けましょうか。
【仙台・石巻・気仙沼への旅】3・石巻の泥だしボランティア現場を見ました。 [旅のあれこれ]
さて、再び東北の旅の続きです。
仙台から車で2時間弱でしょうか。
石巻に入りました。
幹線道路は問題なく、ガソリンスタンドも営業しています。
ただし復興のための車が多いのでしょう。
多少の混雑はありますが、まぁ、都内の混雑に慣れていれば
実に大したことはありません。
今回は石巻のボランティアチームの長のような人、
黒澤司さんを取材しました。
彼の毎日更新ブログは実に現場を詳細に表現していて
石巻の今日を実感できるような気がします。
私もついつい毎日読んじゃって。
http://blog.canpan.info/coco/
ちなみに本日は石巻も雨みたいね。それでもゴミ出しに励んでいます。
私が石巻に入った4/13、黒澤さんは石巻市立大川中学校の泥だしをしてました。
北上川沿いにある中学で、大勢の児童がなくなった大川小学校の
1.5kmほど上流にあります。
この日は風がとても強くて、多量の埃が舞い上がり
マスクなしにはいられません。
校舎の一階、体育館は全部泥で埋まっています。
そして校庭には泥とともに流れ込んだ木材がごろごろと。
この場所を100人ほどのボランティアが地道に掃除しているんです。
ボランティアさんはみんな泥だらけです。
この日、韓国系のキリスト教団体さんも50人の若者を派遣していて
みんな元気に泥かきしてました。
ありがたいことです。
体育館。ここは泥でいっぱいだったのに、人海戦術でこんなにきれいに。
卒業式の飾り付けがそのままで、止まった時間の悲しさを滲ませます。
こんなに泥がつまっていました。べたべたの油と砂土の混ぜ合わさったものみたい。
泥かき隊マッド・バスターズの道具類です。
ここの中学は今やすっかりきれいになって、
校長先生らは目を潤ませながら喜んでくださったとか。
ただ残念ながら、現在は休校です。
いつの日か、子どもたちがもどってくる日がくるのだろうか。
ただ「きれいにする」という小さな行為の積み重ねが
石巻の元気を少しずつ増やしていく。
そういう効果は間違いなくあります。
そしてボランティアの「人を思いやる力」というのは素晴らしい。
手弁当でここまで来て、全身泥まみれで掃除ですよ。
疲れると思うけど、でもきっとやりがいもあると思います。
仙台から車で2時間弱でしょうか。
石巻に入りました。
幹線道路は問題なく、ガソリンスタンドも営業しています。
ただし復興のための車が多いのでしょう。
多少の混雑はありますが、まぁ、都内の混雑に慣れていれば
実に大したことはありません。
今回は石巻のボランティアチームの長のような人、
黒澤司さんを取材しました。
彼の毎日更新ブログは実に現場を詳細に表現していて
石巻の今日を実感できるような気がします。
私もついつい毎日読んじゃって。
http://blog.canpan.info/coco/
ちなみに本日は石巻も雨みたいね。それでもゴミ出しに励んでいます。
私が石巻に入った4/13、黒澤さんは石巻市立大川中学校の泥だしをしてました。
北上川沿いにある中学で、大勢の児童がなくなった大川小学校の
1.5kmほど上流にあります。
この日は風がとても強くて、多量の埃が舞い上がり
マスクなしにはいられません。
校舎の一階、体育館は全部泥で埋まっています。
そして校庭には泥とともに流れ込んだ木材がごろごろと。
この場所を100人ほどのボランティアが地道に掃除しているんです。
ボランティアさんはみんな泥だらけです。
この日、韓国系のキリスト教団体さんも50人の若者を派遣していて
みんな元気に泥かきしてました。
ありがたいことです。
体育館。ここは泥でいっぱいだったのに、人海戦術でこんなにきれいに。
卒業式の飾り付けがそのままで、止まった時間の悲しさを滲ませます。
こんなに泥がつまっていました。べたべたの油と砂土の混ぜ合わさったものみたい。
泥かき隊マッド・バスターズの道具類です。
ここの中学は今やすっかりきれいになって、
校長先生らは目を潤ませながら喜んでくださったとか。
ただ残念ながら、現在は休校です。
いつの日か、子どもたちがもどってくる日がくるのだろうか。
ただ「きれいにする」という小さな行為の積み重ねが
石巻の元気を少しずつ増やしていく。
そういう効果は間違いなくあります。
そしてボランティアの「人を思いやる力」というのは素晴らしい。
手弁当でここまで来て、全身泥まみれで掃除ですよ。
疲れると思うけど、でもきっとやりがいもあると思います。
【仙台・石巻・気仙沼への旅】2・仙台空港の周辺 [旅のあれこれ]
仙台で1日取材をしたあと、
宿泊地に向かうべく、仙台東から常磐自動車道に乗り
仙台空港方面に向かった。
もう夕方近くになって、日が陰りだしている。
仙台空港といえば米軍が協力して
震災から1カ月ほどで再オープンという快挙を成し遂げた場所。
しかしあたり一面、驚くほどの被災地が続く。
名取を過ぎたあたりから、
高速道路の海側は延々とこの、荒涼たる風景。
写真の奥が海。
ここから押し寄せた津波は、高速道路でせき止められた。
意図しなかったけれど、この道路が自然の(?)防波堤になったというわけだ。
その結果、高速の東側は壊滅し、
高速の西側は大きな被害もなく救われた。
同じ市内であっても、まったく被災状況が異なり
一方は避難所暮らし。一方は以前とあまり変わらない暮らしが続けられている。
本当に天国と地獄......。
これでどうやって地域のコミュニティを再建していくのか。
想像もつかない。
宿泊地に向かうべく、仙台東から常磐自動車道に乗り
仙台空港方面に向かった。
もう夕方近くになって、日が陰りだしている。
仙台空港といえば米軍が協力して
震災から1カ月ほどで再オープンという快挙を成し遂げた場所。
しかしあたり一面、驚くほどの被災地が続く。
名取を過ぎたあたりから、
高速道路の海側は延々とこの、荒涼たる風景。
写真の奥が海。
ここから押し寄せた津波は、高速道路でせき止められた。
意図しなかったけれど、この道路が自然の(?)防波堤になったというわけだ。
その結果、高速の東側は壊滅し、
高速の西側は大きな被害もなく救われた。
同じ市内であっても、まったく被災状況が異なり
一方は避難所暮らし。一方は以前とあまり変わらない暮らしが続けられている。
本当に天国と地獄......。
これでどうやって地域のコミュニティを再建していくのか。
想像もつかない。
【仙台・石巻・気仙沼への旅】1・災害派遣の車たち [旅のあれこれ]
4/12〜13の一泊二日で仙台、石巻、気仙沼を旅しました。
目的は取材ですが、車のトランクには大量のミネラルウォーターを積んで。
気仙沼の取材先に届ける予定です。
12日の朝五時に池袋を出発しました。
時間的にもまだまだすいている首都高を飛ばして、
川口から東北道に入ります。
しばらく行くと、すでにもう普段とは違う気配が濃厚に漂ってきます。
走行車線は四トントラックやらタンクローリーが絶え間なく北上。
重機を乗せたトラック、何に使うかわからないけれど
変わった形状のタンクを乗せたトラックも続々とあとに続きます。
そして、なんといっても災害派遣の車です。
ほとんどが自衛隊ですが、
中には消防関係、国土保安庁なども見かけます。
東北道も福島界隈になると、時々舗装が荒れています。
ぱこんぱこんとギャップを乗り越えるとき
荷台のミネラルウォーターがたっぷんたっぷんと大揺れです。
通行の少なくと半分は災害関係車両&輸送の車たち。
みんなが大挙して、被災地を救うべく駆けつけているという印象です。
午前九時前には仙台宮城インターに到着しました。
仙台市内に入ると、それは普段とあまり変わらないような
賑やかな雰囲気です。
が、ここでも行き交う道に災害派遣車が存在感を見せています。
とくに自衛隊の車は縦幅も横幅も大きいので、
おのずと主張するわけです。
石巻、気仙沼で出会った数も加えると、なんだか一生分くらいの自衛隊を見たなぁ。
続いて仙台の道中はまた次回。
センター北駅前の真っ白な観覧車 [旅のあれこれ]
横浜市営地下鉄に初めて乗って、
センター北駅に降りたちました。
すると青空の中、真っ白な観覧車がまわっていて、
なんだか楽しそうで、ちょっとノスタルジック。
いつも使う駅に観覧車があるというのはどんな気分かな。
人との約束まで少し時間があったから
なんとなく乗ってみることにしました。
大人1人400円。
女ひとりで乗る観覧車。なんか寂しそう。
下界を見ると、子ども達がぐるぐる走り回って遊んでいます。
遠くを見ると、線路が見えて
その向こうは水平線。
観覧車って、ゆっくり高所に登るから
なんだか怖い気持ちにもなるし
自分の気持ちの変化が面白いな。
高所に行けば行くほど、空はとても静かでした。
仙台の商店街に現れたナゾの物体 [旅のあれこれ]
たまに違う土地に行くと、不思議なものに出会います。
仙台の街中を歩いてみて、一見ごく普通のアーケード商店街。
しかし。
なんで天井から、ナゾのおじさん人形がぶら下がっているんだろう。
みんな当たり前みたいに思ってるのかもしれないけど、超ヘンだ。
そして、なぜか商店街の途中に忽然と現れる鳥居。
神社もないのに、なぜ?
クリスマスと正月を一度に表現しているのかとも善意の解釈をしましたが、
この不思議さ加減は、やっぱり不思議だなぁ。