国立博物館の「写楽展」、終わっちゃいましたね。
なんとか滑り込みで見に行けて良かった。
最近、震災、原発のことを考えると道がふさがったような
気持ちになっていて、たまに芸術を見ると気分が晴れます。

「写楽展」の見物はなんといっても
大判雲母摺りの役者大首絵28図が勢揃いしていたことでしょう。
もう、それはそれはずらりと。
たとえばこんな感じで↓


切手女子ですから、ちゃんとこういう切手も持っているのでした。
この切手の印刷もなんとなく雲母摺りっぽくて気に入っています。

その他にも

大童山文五郎の土俵入り 間判錦絵(1794年11月)
でぶっちょの子ども力士の土俵入りの図。当時のアイドルだったみたい。



写楽の作品じゃないけど、こんなのもありました。
市川団十郎の竹抜き五郎 鳥居清倍 17.18世紀
写楽以前の役者絵を展示して、写楽との違いを検討する___という仕掛けですね。

で、ひとしきりみたあとは
上野駅ビル内のアフタヌーンティーでお茶とケーキです。
こういう時間が以前にも増してありがたく感じるなぁ。