ジャクソン・ポロック展に行きました [アート]
東京での展示は終わっちゃったけれど
GW中に「ジャクソン・ポロック」展に行きました。
若描きの時から力強い存在感があったけど、
最盛期の一歩手前くらいの頃が一番好きでした。
「星座」という絵なんか、ポロックにあるまじきパステルカラー。
裸のキャンパスが下からそのまま現れた場所もあって、それが無垢なのかな。やはり。
もうひとつ好きだったのは「白鯨」という絵。
美しい水色に浮かんでいる、拙いペン画のようなふりをしたモチーフたち。
細かなところまで、小さな人間みたいのが、雲のしっぽを掴み
海の生き物かもしれないけど、丸かったり、ねじれたものが
組み合って、なだれ込んでそこにいたり。
でも浮いていて、全体としても美しい。
最期はお酒でいかれちゃって、自殺みたいな交通事故で。
享年44歳だと画業はまだ半分という感じなんだな。残念なこと。
息子がアル中ですごく苦労した作家の小島信夫が
『うるわしき日々』という私小説?の中で「酒」という字は
ひどく醜い、と書いていたのを、なんとなく思い出しました。
私この方存じていなかったので、美大でドラム叩いたり、演劇している娘に聞いたら、さすが知っていたよ(^o^)
筆で描かないで絵の具をビチョ~とハネさせて作品にしている人で、その描き方をドリッピングと言うとか☆
私も観たかったな(^^)
by Ake (2012-05-11 01:11)
なんか、よかったよ、この人の絵。
お客さんは普段とちがって、20代とかが多かった印象です。
by mamagirl (2012-05-11 11:41)
今日は。
44歳ですか。どんどん仕事ができる年齢で、惜しまれますね。
上野の「里帰り展」に行きました。
by 夏炉冬扇 (2012-05-11 17:08)
里帰り展、私も行きたいと思ってます。込んでいるのかなぁ....
by mamagirl (2012-05-11 18:33)