今、内田百閒の『タンタルス』を読んでいるところ。


実はこのエッセイ、内田百閒がこれまでいかに酒を飲み尽くしてきたか
その愚痴とか思い出とかこだわりとかを
ある意味くどくどと、でも軽妙に語っているのです。
その彼の濃密な酒ライフに比べれば、私のそれはずっとあっさりですが、
それでも毎日ちょろちょろ飲むと、それなりに数がいき、
年間どれほどのアルコールを胃袋に流し入れているのか。
ふと考えると、内臓さんたちには日々、苦労をかけています。

そして今晩もおそらくご迷惑をおかけするはずですが、
あられもなく日本酒談義。
最近飲んだのは新潟は越の華酒造のにごり酒です。
http://www.koshinohana.com/


吟醸にごり生酒 活性 精米歩合60% 日本酒度+4 酸度1.5
東急東横店地下のFoodshowで購入。
香りがふんわりと心地よくて、味も重すぎず軽すぎず。
もろみの風合いが優しくでいい具合だと思います。
いつも夕食の料理をしている時、最初はビールで軽く始めて
次に日本酒というスタイル。
でも本日1杯目をいきなりこの日本酒で入っても気分良く酔えます。