福島県伊達市では江戸時代から「あんぽ柿」という
干し柿が作られています。
その伝統を守ろうと頑張っている
「がんばっぺ! あんぽ柿協議会」代表の宍戸さんにお会いしました。



原発事故のあと、何万本もの柿の木を
水圧洗浄機でひたすら洗い、2年間の休業期間を経て
再び、あんぽ柿を復活させた信念の人です。



あんぽ柿はこうやって風に当てつつ、すきま風の吹く屋内に干して、
寒さと適度な乾燥、自然な加湿で柔らかな食感に仕上げるそうです。
現在は全量検査をしたあんぽ柿を出荷しています。
(あんぽ柿用の検査機器も作っちゃったというのだからすごいです)



そんなわけで、おいしくいただいてきました。
2つ、3つ食べたら、けっこうおなかがいっぱいに。
冬山登山をする人たちもおやつに持って行ったりするそうです。
糖度が高いので凍らないんですね。