先日、NPO法人農商工サポートセンターが企画した
「開墾牛を食す会」に参加しました。
開墾牛ってなんだろう、とまず思うわけですが、
文字通り、開墾してくれる牛さんのことです。

全国にどんどん広がる耕作放棄地に、ホルスタインの雄の仔牛を放ち
雑草を食べてもらって、土地を耕作できる状態に戻し、
さらにはおいしく育った牛を食べさせていただこう、という流れ。
ちょっと残酷ですが、それが人間の所行でございます。

今回食べたのは、勝沼で育った開墾牛です。
土地柄、この牛はブドウの絞りかすもたっぷり食べて、
元気に安全に健康に育っています。
で、今回は勝沼のワインとともに、
もも肉を煮込んだトロトロビーフシチュー、ヒレ肉・レバーを使った牛カツ、
すね肉、バラ肉などの一口ステーキ、モツ煮をいただきました。
と、書いているだけでお腹が減ってきそうなメンツです。


乾杯のワインはコレから↑
熟していない種ありデラウエアで作った、フレッシュなスパークリング。ドライで旨いっ!
http://budoubatake.co.jp/SHOP/34.html
他に絞りたての白(ちょっと吟醸酒のような感じでした)
フルーティな香りがあるけど、味はしっかりしていて大人気だったロゼなども。

あとは怒濤の牛肉です。コーフンして写真がイマイチ。


食べ放題なのに、たくさん食べられない。もうお腹いっぱい(´Д`;)
でも翌日、おなかスッキリで全然もたれたりしませんでした。


今回の仕掛け人。左がNPO法人農商工サポートセンター代表の大塚洋一郎で
右が有限会社ぶどうばたけの三森斉さん。
開墾牛で勝沼の耕作放棄地を葡萄畑に復活させて
牛もワインもおいしいものを作り、勝沼を元気にする。
そういう意気込みに溢れていて、いいですね〜。
やる気のある人の作るお酒はもちろんおいしいのです。


おまけはこのお花。愛媛の業者さんがわざわざ販売に来られていました。
今年は震災の影響でお花が売れず、大変苦しいというお話。
年末に向けて、お花を買うのも実は大事だったりして。