中1長女はここ1年、競技百人一首に燃えています。
そして昨日の日曜日、昇級をかけて全国大会に出場。
引率で仙台まで二人旅を楽しみました。

もっとも楽しんだのは母だけで、娘は競技を控えて、緊張の面持ち。
そしていざ試合が始まったら、中盤までは一進一退の展開。
しかし自陣の守りが「ザル」ないしは「底抜け」という悪い癖が露出してしまい、
枚差が徐々に開いていきます。
途中で自陣の守りに入るものの、すでに時遅し。
結果は大差での負けでした。
仲間には「絶対、優勝だね!」と期待されてたのに...。

試合中、じっと見ているだけで、彼女の気持ちがびんびん伝わり、
もういたたまれないほど、辛い。
負けがこんでくると、気持ちが崩れそうになるのです。
最後の一枚まで諦めない。
言葉にするのは簡単だけど、精神的に、それは本当に厳しいあり方で
私自身も勉強になりました。
苦しい気持ちに押し潰されず、しつこく、かじりついていく。
本当に大切。
ただ、そういう風にちゃんとできたら、負けても後悔はしないよね。