小学校の校庭にクマンバチが出たと、小2の次女がなにやら一生懸命に話している。
もう幼児ではないんだが、まだまだ会話は道筋を語るのに精一杯という具合で
細かい状況や、その時のみんなの様子、気持ちなどは伝えることができないでいる。
その舌足らずにおつきあいして、わかったのは、校庭にクマンバチが出て
男の子たちが騒いだこと。そのとき娘は黒と白のこまかなシマシマのスカートズボンを
はいていて、その黒い色にクマンバチが寄ってくると脅かされたこと。
その翌朝、ぜったいに黒は着ないと決心し、Tシャツもズボンも完璧にしたのだけど
私が選んだ靴下の一部に黒い模様が少しだけ入っていた。
これはだめなんだよ、とまめまめしく動いて引き出しの靴下を検分する姿は
なんだか、これが小学生というものかなぁと思った。

切手はクマンバチではないけど。1950年発行スイスの児童福祉切手です。