夕ご飯を食べていたら、
突然、小学二年生の娘がなにかを思い出した様子で話し出しました。
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今年の初詣は例年通り、地元の神社へ行ったのです。
小さなお社ですが、それでも元日は行列を作って参拝の順番を待ちます。
家族みんなで黙って並んで、少しずつ前へ進んでいったら、
本殿近くの小さな竹やぶの竹に、大きな犬が繋がれていました。
そこに神社で飼っているとおぼしき雄鶏がやってきて果敢に犬を責め立てています。
つつこうとして、まわりをうろうろと。
コッコッコなどとつぶやいて、かなりイケズそうなやつです。
しつけのよい犬なのでしょう、吠えもせず、おろおろと逃げ回っています。
すると宮司さんがやってきて、片手をひらひらさせて
鶏を追い払ってくれました。
見ていた参拝客はみんな黙ったままホッとしたのでした。
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私はそんな出来事をすっかり忘れ果てていましたが
娘はちゃんと覚えていて、いろいろと言うのです。
子どもの記憶力って、面白いなぁ。
それとも私が忘れっぽいのでしょうか。
もっといろいろなことを覚えていられたら楽しいでしょうねぇ。

写真はジョナサンのお子様ホットケーキと彼女のおえかき。