2016年09月22日 - 読書日記 新聞の書評だかで見つけて、もともと昔は山岳小説が好きだったし、(自分ではまったく山歩きなんかしないけど)「月山」なんか何度も読んだし。で、これもそんな気分で読みだしたらめちゃ怖いのだった。山で出会う恐ろしいものたち。なぜか迷い続けてしまう道。話が現代なのに、内容はいつの時とも知れず。雨降る夜中なんかに読むと、ますます怖い。山の中って、やっぱり普通じゃないんだな。