新聞の書評だかで見つけて、
もともと昔は山岳小説が好きだったし、
(自分ではまったく山歩きなんかしないけど)
「月山」なんか何度も読んだし。
で、これもそんな気分で読みだしたら
めちゃ怖いのだった。
山で出会う恐ろしいものたち。
なぜか迷い続けてしまう道。
話が現代なのに、内容はいつの時とも知れず。
雨降る夜中なんかに読むと、ますます怖い。

山の中って、やっぱり普通じゃないんだな。