東京国際ブックフェアの基調講演で90歳の瀬戸内寂聴さんが登壇。
なんでも好きなことをしゃべっていいと言われたから、と
元気いっぱいに放談してくださいました。直接お目にかかれる機会も
そうそうないだろうからと、じっくりお顔を見てきました。
今後は電子書籍が一般的になるだろうという話や
(今、出版社が電子書籍に乗り気でないのは、年を取った社員が
自分が会社にいるうちは現状のままで逃げ切りたいと弱気に思っているから。
たぶん間違いないわよ、って笑って語っていました。たぶんそうかも)
2011年は『青鞜』創刊100年記念だったのに、どこの媒体も
取り上げなかったという話。社会の因習と闘った明治女のすごさ、
「恋と革命よ」の話もこの流れから出てきました。瀬戸内さん、熱いです。
原発は大反対で、どじょうの頭はいらないそうです。
(ほんと、欲しい人はいないわよね)
全員がうなずいたのは「人は自分以外の人を幸せにするために生まれてきた」と。
これこそ真実の言葉ですね。