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岸恵子さん翻訳の絵本「パリのおばあさんの物語」 [読書日記]

今日は珍しく絵本のご紹介を。
子ども向けというより、多分大人が読んで
胸にすとんと落ちるような物語——
フランスで20年以上、読み継がれている作品だそうです。

ストーリーはとってもシンプル。
パリで一人暮らしをするおばあさんの日常と
彼女の心の中の小さなつぶやきです。
アパートの部屋のいつものソファに座りながら
頭の中で過去と今をさまざまに行き来します。
移民としてパリに来たこと、戦争の記憶、辛い暮らし。
どうやって生きてきて、どうやって死んでいくのかを
ただシンプルな言葉で語るだけですが、なんだかいいんだなぁ。
最近、本はなるべくブックオフへ引っ越してもらってますが
この本はコレクション本棚に収まっています。

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「パリのおばあさんの物語」
タグ:岸恵子 パリ
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コメント 4

Ake

パリのおばさま、素敵ですよね! この岸恵子さんのように年を重ねていきたいと、それには身体の内も外も磨き鍛え上げた果てに手に入れることのできる賜物なのだと、あの深みのある美しさが、文字にも凝縮されていて、感激です☆
本屋で立ち読みしてページをめくっただけの本ですが、見つけたつぎはじっくり読んでみたい☆

by Ake (2010-01-19 01:25) 

mamagirl

これは持っていて、ときどき読み返したりすると
よい種類の作品だとおもうよー。
by mamagirl (2010-01-21 09:02) 

後田亨

取り寄せて読んでみました。大切にしたい一冊になりました。
by 後田亨 (2013-03-09 22:25) 

mamagirl

素敵ですよね、これ。こういう本が作れたらいいなぁと夢想します。
by mamagirl (2013-03-09 23:32) 

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