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東京バレエ団「ラ・バヤデール」を見る。 [映画&舞台]

久しぶりの東京バレエ団で、これまた久しぶりに「ラ・バヤデール」を見る。
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配役はニキヤ役に上野水香、ガムザッティ役に奈良春夏。
上野さんは、五年くらい前になるかなぁ、牧阿佐美バレヱ団を退団する直前、
白鳥の湖を見に行った。確かに恵まれた身体としっかりしたテクニックがあってすごいのだけど、
どうも振りをなぞっているようにも見えて、踊りが幼かったように思う。
そしてこの日、たまたま買ったチケットで配役がたまたま彼女。
どんな風になったかな、とお気楽に見てみた。
なにしろ天井桟敷だしね(チケット安かったの)。
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そうしたら、びっくりした。
全登場人物の中でもっとも感情が豊かで、余韻があって。
彼女も32歳なんだな。すごく成長していた。人って変わるんだ、やはり。
踊りというのは本当に微妙な芸術で、指のひとさし、一瞬の静止、
振りから振りへと移っていく腕や足の運び方、そこにまといつくニュアンスとか、
ダンサーの身体のまわりに漂う空気とか、そういったものが混ざり合って
全体の踊りというものになる。やはり彼女が積んできた経験の芳醇さが
ここまで彼女を連れてきたということなんだなぁと思う。

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↑カーテンコールの写真、公式ブログから借りて来ちゃった。
前列左から4番目が上野さん。
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Ake

なるほどね~☆ テクニックは驚きを与えるけど、人に感動を与えてこそその価値はいきるんだろうな(^-^)
感情や内面を人様にさらけ出せてこそ、表現力は高まるのか‥。
「ポルノよりたちが悪い」らしい、一流が言うには(--;)
by Ake (2009-10-11 20:42) 

mamagirl

あー、ほんとにタチ悪いかもしれないね。
でもそれができれば大したもんで。
by mamagirl (2009-10-12 14:20) 

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