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まるで立体雑誌のような、こだわり本屋さん@渋谷 [読書日記]

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お仕事で松涛スタジオに行きました。
東急本店からNHKに向かって、細っこい道をてくてくと。
これまでも何度となく歩いた道ですが
途中で、どうしても吸いこまれてしまう本屋があります。
SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSという長い名前。
そしておされな外観です。
http://www.shibuyabooks.net/about/map.html

なにはともあれ本屋なのですが、
すみずみまで本屋の心意気というか、表現したいものが溢れていて、
3Dの本情報雑誌みたいな感じです。
「ほう、これ面白そうじゃない」という本の実物が
じゃんじゃん手に取れて、ついでに購入できちゃう。
先日、私はここでポリス・ヴィアンの「日々の泡」を買いました。
今日もうっかり、なにかしら買いたくなりましたが
ぐっとしんぼうして、仕事場所へ向かいました。
バレンタイン直前シーズンらしく、チョコなんぞもおいてたりして。
楽しい本屋です。
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DAYS JAPANが1万人キャンペーンをやっているらしい。 [読書日記]

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たぶん、知る人は知っているフォト・ジャーナリズム月刊誌DAYS JAPAN。
9月号の表紙は「はやぶさ」が最後に写した地球の写真で
なんとも愛おしい我がEarthがそらに浮かんでいます。
こんなに小さなところにいて、みんなでケンカしているなんて愚かしいと
思いながら、なかなかどうにもならないのだなぁ。

うちでは毎月定期購読をしているのだけど、
テーブルの上とかに置いておくと、中学1年の長女が目を通したりして
なにげに社会勉強になっているようです。
今月は「カカオ農園で働く子ども」のところをチェックしたらしい。
学校に行けない9歳の少年がカカオ・プランテーションで30kgの
カカオの袋を運んでいるの。中の種が何の材料なのかも知らずに。

先日、DAYS JAPANからキャンペーンメールが来たので
ここに貼り付けてみます。
なかなか面白い現象が、巷では起きているみたい。

******DAYS10,000人キャンペーン*************************

DAYS JAPAN定期購読者
DAYS史上未踏の10,000人まで
あと137人!

ちょうど1年前の今頃、DAYS JAPANは大きな分かれ道にさしかかっていました。
定期購読者数は6000人に満たず、経費はかさみ、数々の主催イベントでの支出は避けられず、
試行錯誤・自問自答ばかりで解決策を見いだすことができず、状況は改善の兆しを見せぬまま、
このままでは雑誌の存続が危ういということが ついに浮き彫りになりました。

そして、内情をありのままに訴え、 雑誌存続を読者のみなさまに訴えるという、
従来ではあり得ないキャンペーンが、2009年9月開始されました。

「DAYS存続キャンペーン」
このキャンペーンで、多くの方が新しく定期購読を開始してくださり、
定期購読を中止されていた方がもう一度雑誌を手に取って下さいました。
そして、声が声を呼び、読者の働きかけがムーブメントとなり、
1冊の雑誌が存亡の危機を脱するという前代未聞の結果となったのです。

DAYS JAPANの購読者数はここに来て、
創刊より一度も手の届かなかった数字を目前にしています。

<10,000人>

現在の定期購読者数は9,863人 。
あと137人で、DAYS JAPANの購読者数は5桁の大台に突入します。

これはただの数字ですが、
毎月DAYS JAPANを読んでくださる人がこれだけいらっしゃるということは、
とてつもなく大きな指針であり、かけがえのない価値を持つものです。
10000人という購読者を持つ雑誌は世にもまれであり、
ほとんどの雑誌が今も書店での販売に重きを置いて、
売れる雑誌の為の誌面づくりに頭を悩ませています。

DAYS JAPANは楽しく片手間に読める雑誌ではなく、一般的に売れる雑誌とは言えません。
時には目を覆ってしまいたくなるような現実を突きつけられ、
落ち込んだり、苦しい気持ちになってしまうという読者も多くいらっしゃいます。

それでも、希望が確固としてあるように、虐げられる人々の声はかき消されるばかりだという現実は厳然として消えることはなく、
DAYS JAPANはその声をこそ伝えることを使命と考えています。

そしてその声を受け止めて下さる方が、今過去に到達したことのない数字となって表れていること。

10,000人

DAYS JAPANはあと137人、10,000人の購読者を目指します。
どうかみなさまにも大きく呼び掛けて頂きたいと思います。

●現在DAYSお友達紹介キャンペーンを行っています。
https://sv62.wadax.ne.jp/~daysjapan-net/kikaku/friend.html
こちらでは専用メーラーを使って友人や知人の方々宛に
DAYS JAPANの紹介をしていただけます。
ぜひ使って下さい。

●DAYS JAPANの定期購読はこちらのフォームから簡単にお申し込み頂けます。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/666e4f6779585

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『ラスト・チャイルド』を読んでドキドキと。 [読書日記]

たまに海外ミステリーを読みたくなる時期があります。
先日も、たまたま日本橋三越前にある書店にはいって
ハヤカワ・ポケット・ミステリー・ブックを手に取っちゃいました。
『ラスト・チャイルド』by ジョン・ハートです。
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本の側面が全部黄色に塗ってあってさ、なんかいいんです。
二段組みで字がみっちりで、実に読みにくいんだけどねえ。

内容はスリルとサスペンスと意外な展開のオンパレード。
13歳の少年ジョニーは双子の美しい妹を誘拐されてしまうんです。
妹の行方はようとして知れず、父親は疾走し、母は薬物中毒になって
家庭はめちゃくちゃ。本当に辛い日々なんだけど、ジョニーはなんとかして
家族を元にもどそうと奮闘するという切ないお話し。
そこにミステリー要素がつまっちゃっててね。やられますよ。
早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品、
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞&英国推理作家協会賞最優秀スリラー賞受賞
などという仰々しい肩書きがついてますが
内容は少年青春物語です。
ミステリ好きはまずは読むべし、でしょうね。

岸恵子さん翻訳の絵本「パリのおばあさんの物語」 [読書日記]

今日は珍しく絵本のご紹介を。
子ども向けというより、多分大人が読んで
胸にすとんと落ちるような物語——
フランスで20年以上、読み継がれている作品だそうです。

ストーリーはとってもシンプル。
パリで一人暮らしをするおばあさんの日常と
彼女の心の中の小さなつぶやきです。
アパートの部屋のいつものソファに座りながら
頭の中で過去と今をさまざまに行き来します。
移民としてパリに来たこと、戦争の記憶、辛い暮らし。
どうやって生きてきて、どうやって死んでいくのかを
ただシンプルな言葉で語るだけですが、なんだかいいんだなぁ。
最近、本はなるべくブックオフへ引っ越してもらってますが
この本はコレクション本棚に収まっています。

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「パリのおばあさんの物語」
タグ:岸恵子 パリ
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ブクログ、やってます。 [読書日記]

ブクログ(Booklog)という面白い本専門のサイトがあります。
自分専用の本棚をサイト上に作ることができて、
そこに読んだ本の情報をアップ。
どんな本を読んだのか、読みたいのかがすぐにわかる便利ものです。
また検索機能を使ったら、同じ本を読んだ他の方の感想をチェックできたり
面白そうな本を探すこともできるし。
これ、なかなか使えるツールで、すごく好き。
http://booklog.jp/users/nightshift
←サイドバーにも自分の本棚のミニチュアがあるから、
そこをクリックしてもジャンプできます。
今のところはもっぱら小説ばかり載せてますが、
よかったら遊びにきてみてね。

そして今日のクリスマスツリーは、大阪梅田駅近くの
地下商店街で発見したやつです。
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タグ:ブクログ
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アフラックの大竹美喜さんに会う。 [読書日記]

 今、取材している人のご紹介で、なんとラッキーなことにアフラックの創業者・大竹美喜さんに会うことができました。ものすごくVIPな方なのに、腰が低い。帰り際など、エレベーターの前までひょいひょいと送って下さるのですよ。「偉い」という言葉の概念について再考を要す___とでも言いましょうか。

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 そして読んだのがこの本。「仕事で本当に大切にしたいこと」です。内容は、たとえば以前に読んだ渡邊美樹さんの著書「夢に日付を」などと共通している部分もいろいろあります。

 曰く「自分を知る」。これはなにも大竹さんや渡邊さんだけじゃなく、誰も彼もが言っている。それだけ実現が難しいのね、きっと。「マイナスの環境がプラスになる」。「失敗するほど失敗しなくなる」。これも以前に聞いたことのある内容。でも、大竹さんの実体験も含みつつ再度語られると、そうだなぁと納得がいくので、これも本人の語る力だろうと思います。
 「大きく考えて小さな計画」。「努力しない人に運は回ってこない」。あー、ごもっともです。

 この本で斬新だったのは「本は読むだけでなく、必ず書き写す」という項目。全体をざっと読み、大事なところはもう一度読み返す。それを二、三度くりかえす。すると「ここだけはしっかり覚えておかなければならない」という箇所がわかってきます。

 そこで今度はその部分をノートに書き写すんです。書き込みをしたノートには、自分がその時々にとらえた「気になる言葉」「興味のある出来事」「役に立ちそうな考え方」がぎっしり詰まっているから、あとでノートを読み返すと、その時に自分が何を考えていたかわかってくる。つまり自己分析ノートにもなるということね。

 こういう読書の記録方法は始めて聞いたので、なかなか面白かった。こういうことなら、さっそく実行できそうね。



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