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上村松園展に行きました [アート]

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東京国立近代美術館で10/17までやっている上村松園展に行きました。
実に大がかりな回顧展で、彼女の画業がまとめてみられるので
すごく良かったです。
写真の絵は「牡丹雪」。
たまたま今年の国際文通週間の記念切手も同じ絵柄で、
マキシマムカードを作った切手仲間のハトポッポさんが
私に送ってくれました。Thanks!!

松園の絵画はパッと見ると、あっさりと線で描かれていて
ただキレイなだけ、とかって、時には批判されちゃうのね。
でも、たとえば「春宵」とか、女と女が顔を寄せている図など見ると、
その線の力がせめぎ合って、肉感をすごく感じる。
顔の表情も似ているようで全部、印象が違うしね。

個人的には「花がたみ」(愛する人を想いすぎて気が狂った女の図)
が一番説得力を感じたけど、
もちろん「草紙洗小町」の舞台姿も大好きだったなぁ。
いろいろ見終わって、最後のほうに絶筆が飾っているのね。
すごくシンプルな、蛍を見る女の図なんだけど、泣けてきます。
画業の凄さを、勝手にその絵に籠めてしまうのです。
きっと描いている松園さんは淡々としていたのでしょうが.....。
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