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アフラックの大竹美喜さんに会う。 [読書日記]

 今、取材している人のご紹介で、なんとラッキーなことにアフラックの創業者・大竹美喜さんに会うことができました。ものすごくVIPな方なのに、腰が低い。帰り際など、エレベーターの前までひょいひょいと送って下さるのですよ。「偉い」という言葉の概念について再考を要す___とでも言いましょうか。

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 そして読んだのがこの本。「仕事で本当に大切にしたいこと」です。内容は、たとえば以前に読んだ渡邊美樹さんの著書「夢に日付を」などと共通している部分もいろいろあります。

 曰く「自分を知る」。これはなにも大竹さんや渡邊さんだけじゃなく、誰も彼もが言っている。それだけ実現が難しいのね、きっと。「マイナスの環境がプラスになる」。「失敗するほど失敗しなくなる」。これも以前に聞いたことのある内容。でも、大竹さんの実体験も含みつつ再度語られると、そうだなぁと納得がいくので、これも本人の語る力だろうと思います。
 「大きく考えて小さな計画」。「努力しない人に運は回ってこない」。あー、ごもっともです。

 この本で斬新だったのは「本は読むだけでなく、必ず書き写す」という項目。全体をざっと読み、大事なところはもう一度読み返す。それを二、三度くりかえす。すると「ここだけはしっかり覚えておかなければならない」という箇所がわかってきます。

 そこで今度はその部分をノートに書き写すんです。書き込みをしたノートには、自分がその時々にとらえた「気になる言葉」「興味のある出来事」「役に立ちそうな考え方」がぎっしり詰まっているから、あとでノートを読み返すと、その時に自分が何を考えていたかわかってくる。つまり自己分析ノートにもなるということね。

 こういう読書の記録方法は始めて聞いたので、なかなか面白かった。こういうことなら、さっそく実行できそうね。



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Ake

ちょっと違うかもしれないけど、レスリングの浜口京子さんが阿川佐和子さんの対談相手に来たときの話で、浜口さんのお父さんであるアニマルさんの道場の壁にはお父さん自筆の訓示の類が書き溢れていて、オリンピックの時、京子さんはそれを模造紙に書き写して、試合前に復唱して臨んでいたそうです。写経でも試験前の暗記でも、自分の手で末梢神経まで使って身につけるんだろうけど、私のシナプスはぶち切れてますΣ( ̄□ ̄)!
by Ake (2009-07-03 03:28) 

mamagirl

最近はみんな「うちこみ」なので、私も手で書くことが減りまくり。せいぜい手紙書きくらいだよー。
by mamagirl (2009-07-03 10:24) 

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